SUPER GT 第6戦 富士スピードウェイ プレビュー

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今季2度目の富士でのSUPER GT開催は300kmレース
『ホーム』富士で春大会に続くLEXUS SC430の活躍に期待

富士山をバックに走行するZENT CERUMO SC430  9月7日(土)~8日(日)の両日、静岡県駿東郡小山町に位置する富士スピードウェイでSUPER GTの第6戦「FUJI GT 300km RACE」が開催される。
 シーズン全8戦で争われるSUPER GTも既に5戦を終え、シリーズ戦は残すところ3戦と、後半戦に入った。しかし、タイトル争いは僅差の中に有力チームがひしめき合っている。
 LEXUS SC430勢では、脇阪寿一/石浦宏明組のDENSO KOBELCO SC430 39号車がランキング5位ながら首位とは僅か5点差。ランキング6位と7位に中嶋一貴/ジェームス・ロシター組のPETRONAS TOM'S SC430 36号車、伊藤大輔/アンドレア・カルダレッリ組のKeePer TOM'S SC430 37号車と、トムスの2台がやはり8点、13点差で続く。SUPER GTは優勝すれば1戦で20点が獲得できるため、残り3戦で最大60点、まだどのチームにもチャンスがある状況だ。
 富士でのSUPER GT開催はゴールデンウィークの大会に続き今季2回目。春の大会は500kmだったが、夏を締めくくる今大会は300kmで争われる。春の大会でLEXUS SC430がトップ4を独占するなど得意とする『ホーム』富士で、タイトル奪還へ向け勢いに乗りたいところだ。

ロングストレートが特徴の国際コース

富士スピードウェイコースマップ  1966年に開設され、60年代から70年代にかけて日本グランプリを開催するなど長い歴史を持つ富士スピードウェイ。2005年にリニューアルオープンし、2007年、2008年にはF1日本グランプリを開催。昨年は世界耐久選手権(WEC)が24年ぶりに行われるなど、日本を代表するサーキットである。
 約1.5kmもの長いストレートが特徴だが、後半には中低速コーナーの連続するテクニカルなセクションもあり、セッティングの難しいコースだ。
 2005年にリニューアルされたばかりということもあり、施設は新しく綺麗なので、カップルや家族連れでも安心してレースを楽しめる。

首都圏から近く、観光地も満載

 首都圏から比較的近く、アクセスは容易。自家用車であれば、東名高速道路の御殿場インターチェンジや東富士五湖道路の須走インターチェンジが近い。公共交通機関ではJR御殿場線の御殿場駅もしくは駿河小山駅から富士急行バスもしくはタクシーでのアクセスとなる。また、東名御殿場まで高速バスも利用可能。
 宿泊については、御殿場周辺に数多くの施設がある他、ちょっと足を伸ばせば箱根や山中湖などのリゾート地も候補に入るだろう。
 富士山周辺、富士五湖や箱根といったメジャーな観光地が近く、温泉や富士サファリパーク、御殿場プレミアムアウトレットや富士急ハイランドなどとの観光と組み合わせたプランも楽しめる。
 ただし、メジャーな観光地の多い立地故に、行き帰りの渋滞は慢性的であり、渋滞対策を十分にしておきたい。

ウェイトハンデ最大となる今大会、タイトル奪還への重要な一戦

2013年 第2戦 富士ではLEXUS Racingでトップ4を独占した  今年春の富士戦では中嶋/ロシター組 36号車が勝利を挙げ、LEXUS SC430がトップ4を独占した。富士でのLEXUS SC430は2010年からの6戦で4回のポールポジション獲得と4勝を飾っている。
 昨年の秋大会は不運な接触やトラブルでLEXUS SC430勢が後退していく中、荒聖治/アンドレ・クート組のWedsSport ADVAN SC430 19号車が3位表彰台を獲得。2011年の秋大会では、立川祐路/平手晃平組のZENT CERUMO SC430 38号車が、このコンビで初めての勝利を挙げている。
 全8戦で争われるSUPER GTは、第6戦までが獲得ポイント×2kgのウェイトハンデが課されるが、第7戦はポイント×1kg、最終第8戦はノーハンデとなるため、今大会が最大のウェイトハンデを搭載することとなる。38号車は今季第3戦以降不運が続き、ランキング11位と厳しい戦いを強いられているが、ライバルに比べ軽いウェイトハンデも活かし、タイトル争いに加わりたいところだ。
 また、GT300クラスのPanasonic apr PRIUS GT 31号車も、昨年秋の富士大会で初表彰台、今年春の大会で初優勝を飾るなど得意のコースであり、好成績が期待される。