2010年3月28日 モータースポーツ体感イベントレポート@富士スピードウェイ レポート
GAZOO Racing モータースポーツ体感プログラムを実施

 3月28日(日)、富士スピードウェイリニューアル5周年企画として、"FUJI SPEEDWAY MOTORSPORTS DREAM 2010"が静岡県小山町、富士スピードウェイで開催され、「クルマを持つ楽しさ」「クルマで走る楽しさ」「クルマを語り合う楽しさ」を提案するトヨタ自動車GAZOO Racingは、「クルマで走る楽しさ」を体感するプログラムを実施した。
 参加型プログラムは、燃費/タイムを競うチャレンジプログラムとドライビングテクニックを学ぶプログラム、そして同上走行プログラムの合計5つのコンテンツを用意。それぞれクルマ、モータースポーツを存分に体感する機会を設けた。

ハイブリッドチャレンジ

 レーシングコースを使用し、これまで我々がプリウス販売店を対象に開催していたプリウスカップを、富士スピードウェイ・モータースポーツ・ドリームで、初めてハイブリッドチャレンジという名称で一般のプリウス、SAI、レクサスHS250h、ホンダインサイトのオーナーに門戸を広げ実施することになった。このレースはサーキットを走る実感を味わいつつ、ハイブリッド車ならではの低燃費にチャレンジしてもらうレース。一般のオーナーの方が、相手がレーシングドライバーであろうが、同じく肩を並べて戦えるレースのひとつである。今回のハイブリッドチャレンジには、一般オーナーと共に、レーシングドライバー、レーシングチーム、メディア関係のチームも多数エントリーした。春休みということもあり、家族で走行を楽しむ姿も見受けられ、最終的には、60チームも参加する大イベントとなった。
 このハイブリッドチャレンジは、ドライバーの他、タイムなどをチェックするナビゲーターの二人で参戦する。一周の完熟走行を終えてグリッドにつくと、2周のレースがスタートするというものだ。ゆっくり走ると燃費は当然良好になるが、基準タイムをクリアすることが難しくなり、基準タイムを守れなければペナルティを受けるという、ナビゲーターとドライバーのチームワークが重要となるレースなのだ。実際、成績上位を占めたのは、レーシングドライバーでなく、日頃から愛車の癖やハイブリッドの特性に慣れ親しんだ一般ユーザーであった。
 今後のハイブリッド車の普及を鑑み、この新しいカテゴリーへ、多くの方の参加が見込まれるよう、参加型モータースポーツとしてのハイブリッドチャレンジを盛り上げていきたい。

 

スムーズスラロームチャレンジ

 ジムカーナコースにおいては、トヨタカローラアクシオを駆ってスムーズにクルマを走らせる"テクニック"を競う、スムーズスラロームチャレンジを実施した。パイロンを立ててのスラローム、フルターンは、誰しも一度はやってみたいと思うドライブではないだろうか? 加速・減速・コーナリングなどをモニターし、スムーズではない走行と記録されると、ペナルティとしてタイムが加算されるという、おもしろさの中にシビアな要素が盛り込まれたこのタイムトライアルは、参加する側も見る側もエキサイティングなシーンに心をくすぐられるイベント。当日申込みにもかかわらず100名以上の参加があり、大いに盛り上がった。

   

iQ GRMNドライビングレッスンプログラム

 トヨタ交通安全センターモビリタでは、昨年100台限定で発売され、すでに完売している iQ GRMNのオーナーを集めてドライビングレッスンを実施した。講師には、鈴木恵一氏、GAZOO Racingドライバーの木下隆之氏をゲストに迎えた。またサプライズゲストとして、このクルマを手塩にかけ育てたトヨタ自動車マスターテストドライバーの成瀬弘氏を招いた。その成瀬氏から「今、お持ちのクルマに、さらにやんちゃな味付けを・・・。」という言葉が発せられ、レッスン開始。
 車検に始まり座学の実施、ドライビングポジションなどの基本に立ち返る指導のあと、コースへ場所を移してからは、トランシーバーを使っての本格的な走行。インストラクターの同乗、逆同乗などもあり、オーナーの方々も、さらにiQ GRMNへの愛着が増したことだろう。最後は、IQを愛してやまないオーナーの皆さんからの発案で、クルマをIQの文字に並べて記念撮影が行われた。

 
 

ショートサーキットドライビングレッスン

 ショートサーキットでは、クルマを操る上での基本知識を習得するレッスンを実施した。クルマの一連の動作をコントロールする技術を、レーシングドライバー関谷正徳氏監修の下、インストラクターからの座学とサーキットでの実践トレーニングを通じて学んだ。起伏の富んだコースでは、LEXUS ISの助手席にインストラクターを乗せ同乗走行、また逆にインストラクターの模範的な走りも体感。先導車のライン取りを学習しながらの走行は、実用的であり、かつ個別指導という形が実現。会得したスキルを、富士スピードウェイからの帰路、早速活かしているのではないだろうか?

 
 

サーキットタクシー

 レーシングコースでは、3回に渡り 過去にニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦したクルマ「アルテッツァ」と「IS250」の2台と、「Vitz turbo MN」、「iQ GRMN」、富士スピードウェイオフィシャルカー6台の合計10台により、助手席に同乗できるサーキットタクシーが行われた。アルテッツァとIS250に乗り込むプロドライバーは、トヨタ自動車の300名のテストドライバーの中でも※トップガンと呼ばれるわずか8名しか居ない精鋭の二人。スポーツ走行でファンサービスに一役買い、その他のクルマは、SUPER GTなどで活躍するレーシングドライバーがステアリングを握り、ファンとのひとときを楽しんだ。

※トップガン参考記事

   

※詳細は、Gazoo Racing ウェブサイトで

 日中、富士スピードウェイ実施のイベントとして5周年記念式典も行われ、イベント広場にはたくさんのファンが集った。また富士スピードウェイの名物とも言えるイベントに成長した、「タイヤ転がしGP」も開催され、決勝は、このタイヤ転がしに命をかけてきた職人とも言えるチームが勝利し、表彰台を独占した。

※詳細は、富士スピードウェイ公式サイトで

 今回、初めてGazoo Racingのコンセプトを実施したイベントが開催されたが、今後さらに多くのコンテンツを展開し、またこれ以降も回数を重ね、さらにクルマ・モータースポーツに触れる機会を増やしていきたい。